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新機材紹介(2) SONY α7 C | SHIGEBASE

新機材紹介(2) SONY α7 C

2022.10.12
text byMATSUMOTO SHIGEMUNE

新機材紹介2回目は「SONY α7 C」でございます。

こちらもフルサイズミラーレスになります。まさかのフルサイズ2台目です。

今回はこの「SONY α7 C」を購入した理由や期待する役割、触ってみた感想などを書いていきたいと思います。

なぜ「α7 C」を選んだのか

そもそも2つ目のカメラを購入した理由は、動画編集において「画の切り替え」をしたかったからです。同じ場面を撮っているときでも、別の映像を組み合わせて切り替えることで「飽きがきにくい」編集にできます。さすがにひとりでお出かけするようなVlogだと2台体制は厳しいと思うのですが、家や山小屋で家族でなにかするときは1台固定、1台手持ち。もしくは2台とも固定のような運用ができます。それによって編集の幅が広がるのは大きいです。

さらに「父と一緒に撮影会」をするにあたって、僕だけ「最新式フルサイズミラーレス」というのもなんか気が引けるし、父も写真を趣味にしていたのでフルサイズ使って貰いたいと思いました。なので、動画撮影におけるサブ機として、さらに撮影会で父が使用するスチル機としての役割を期待しての購入です。

はじめはもう一台α7 Ⅳを購入しようかなと思っていたのですが、もう一つの候補としてこの「α7 C」が浮上してきました。性能面で言えば「α7 Ⅳ」のほうが最新機種とあって上回るのですが、「α7 C」のメリットは「世界最小・最軽量フルサイズミラーレス」と謳って売られていたように、そのコンパクトさが最大のメリット。

どちらかといえば動画向けの性能を持った機種なんですが、普段のスナップ写真だったり、友達とお出かけして思い出を残したいと思ったとき、一人旅をする時とかあらゆる面でその「持ち出しやすさ」に惹かれていきました。やっぱりガッツリしたカメラを持ち出すのって結構大変だったりしますからね。普段使いに近いときは身軽でいたい。

極めつけは、リビングのテレビでα7 Cの機能を紹介しているユーチューブ動画を観ていたときに父が「これでいいやん」と言った一言でした。同じカメラ2台より、「違う特性のあるカメラのほうがいい」と。まあ確かにそうだなと思って、こちらに決めました。

「動画向き」「持ち出しやすさ」、この2つの大きなアドバンテージが今後の撮影でうまく活かせるかとても楽しみです。

外見:「コンデジか!」とツッコミ入れたくなるほどの小ささ・軽さ。ただその小ささゆえ…

「α7 Ⅳ」ですら小さくてコンパクトだと思ったのに、それを凌ぐコンパクトさ。

めちゃめちゃ軽いので、持ち歩くときの「楽さ」は半端じゃないです。サブ機とか言いながら普段持ち出して使う頻度は一番高いかもしれない。

「あのレンズと組み合わせてスナップ撮りに出かけたいなあ…」なんて妄想したり、引きこもりの私を外に連れ出してくれそうな気がします。

背面のモニターはバリアングル液晶。そしてファインダーが左側についているのが特徴です。ファインダーの位置がレンズの中心の延長線上についていないので、気になる人は気になるかもしれません。

他にもその小型化のトレードオフで、カスタムボタンが少なっている弱点があります。割り当てられるボタンが少ないため、頻繁に設定を切り替える撮影時はかなり面倒です。

そういう意味ではやっぱりスチル機のメインにはならないかなあって感じです。ちなみに私にとってメイン機とは「作品を撮る」など、ここぞという時にメインとなるカメラのことで、使用頻度が多いからメイン機ではありません。

自分にとって撮影の明確な目的や目標がない場合なら、このカメラがベストチョイスだと思います。とりあえず出かけるからカバンにカメラつめていこうみたいな。使用頻度は多いけど、「良いサブ機」。そんな使い方ができるフルサイズ機なんて、まあなんとも贅沢な話です。

小型ジンバルに乗る重量だけど…アクティブ手ブレ補正がほしい

重量が軽いので小型ジンバルでも運用できそうです。ジンバルとはブレのない滑らかできれいな映像を撮るための機材です。よくMV撮影などでも見かけますね。

それを使ったら僕的に理想の画になるんですが、正直旅行とか出先などのVlog撮影でジンバルつけて撮るの「しんどい」。そもそも旅行でジンバルを持っていくの荷物になります。そこで「α7 Ⅳ」でご紹介したアクティブ手ブレ補正が威力を発揮するのですが、残念ながら「α7 C」にはついてないのです。個人的にはα7 Cこそつけてほしい!買ったばかりでこんな事言うのはどうかと思いますが、「α7 CⅡ」に期待したいと思います。

この軽さでがっつり手ブレ補正してくれたら、最高のVlogカメラです。あとから「Catalyst Browse」などのソフトを使って手ブレ補正できるんですけど、できればカメラ側でボタン一つで設定したいですよね。

あとから編集で手ブレを抑えるか、ジンバル運用するかは少々悩みどころです。

メカシャッターの最大シャッタースピード1/4000

天気の良い明るい日に明るいレンズで撮ろうとすると、この機種の最大シャッタースピードが1/4000なので、露出的にもうちょっとシャッタースピードを上げたくなるときがあります。

電子シャッターを使えば1/8000にできますが、高速で動いているものを撮影する場合、電子シャッターは歪みが生じることもあります。この機種でそういう写真を撮るかと言われれば、そんな機会は少ない気もするんですが、メカシャッター1/8000あれば安心でしたね。

少し話は変わりますが、ニコンのミラーレスフラッグシップ機「Z9」がメカシャッターを廃止したのには驚きました。気になるのは歪みですが、検証動画とか観ていると電子シャッターによる歪み少なくてそれも驚きました。今後は技術の発展でメカシャッターがなくなっていくのかなとは思います。

一般人が使うのにはそんなに気にすることではないですが、メカシャッターは物理的なものなので何十万回もシャッターを切っていたらいずれは壊れてしまう可能性が高いものです。消耗品みたいな感じ。電子シャッターならそういうこと気にせず使えるので、電子シャッターですべて撮影ができる時代がくるのを心待ちにしています。

デメリットもあるけど、小型だからこその魅力

「小型・軽量」でありながら性能も「α7 Ⅳ」の一つ前の「α7 Ⅲ」とほぼ同等に撮影できるという機種。

小型ゆえにデメリットもあるのですが、「小型で軽量」というのはそれを上回る大きな魅力です。外に持ち出してなんぼなのに、持ち出すのが億劫で持ち出さなかったら宝のもち腐れですからね。

このコンパクトなサイズに合うレンズ探しというのも楽しくて、個人的に今一番注目しているのが「TAMRON 20-40mm F/2.8 Di III VXD」という最近発売されたばかりのレンズです。発売前に発表された時からずっと気になってました。α7 Cとのボディとレンズのバランスがちょうど良さそうで、20-40mmという画角もスナップ写真にちょうどよさそうな。しかも、F2.8通しレンズ。

お金に余裕が生まれたら、このレンズを買います。このレンズとボディのセットアップで外に出て撮影するのが今から楽しみで仕方ないです。

以上、ひきこもりが外に出たくなるほどの魅力を持ったカメラのご紹介でした!

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