関西の友人と京都の紅葉狩り

2022.11.26
text byMATSUMOTO SHIGEMUNE

飛騨高山・白川郷から帰ってきた翌日の11月12日、大阪に住む友人と紅葉を見に京都に行ってまいりました。

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せっかく関西に来たんだから、関西の友人と会って遊びたいなと思いつつ、「みんな社会人で忙しそうやしなあ」「誘って無理矢理時間作ってもらうのも悪いし」ということで姑息にもツイッターで「大阪行きます!」アピールをすることに。もし時間とスケジュールが合えば誘っていただこうという作戦に出ました。

こう見えておっさんの風貌に似合わず直接遊びに誘うの苦手な「受け身」で「乙女」な部分がございまして…。すると滞在中に友人Kから連絡を貰って、12日に京都の紅葉を見に行くことになったのです。

集合は駅のプラットフォーム上

僕が友人たちと、見知らぬ土地でよく待ち合わせ場所に指定するのが駅のプラットフォーム。同じ路線に乗って別の場所に移動する時や、同じ路線で下車するときに限定されますが、見知らぬ土地で現地集合だった場合、下手に外に出るより探す範囲が格段に狭くなるので簡単に会えるからです。番線言っておけば、待ち合わせ場所探す手間も省けますしね。グーグルマップで現在位置を送信するという手もありますが、人によっては地図見るのが苦手だったり、そもそもアプリをどうやって操作すればいいのか?という場合もあります。

今回Kも同じ路線に乗ってくるとのことでしたので、到着駅のプラットフォームで待ち合わせしていました。ですが、途中で準急から特急に乗り換える際にプラットフォーム上でたまたま会えました!方向的に時間通り待ち合わせ場所にいくなら同じ電車に乗るだろうと思ってましたが、やっぱり同じ電車に乗っていました(笑)。

土曜日ということもあってか、人が多すぎる。準急から特急に乗り換えるのが長蛇の列で「入りきるのか?」っていうくらい。乗り込んだ車両がたまたま2階建てのダブルデッカー車だったこともあって、意外と入れました。もちろん座ることは出来ませんが…。

七条駅到着

七条駅で降車。そのまま今回の目的地・東福寺まで徒歩で行くことに。

Kと遠出したらだいたい歩きになります…。有酸素運動は健康に良いんですけど、ただ必ず足が棒になって観光楽しむどころじゃないんです…(苦笑)。

外に出ると七条大橋が。懐かしの京都…。何年ぶりでしょうか。同じ日本で、似たような道路や標識などがあっても、やっぱりその都市その都市で独特の街の景色がありますよね。外出て一瞬で、京都きた!って感覚に。

今回は高山の時の軽いカメラとレンズとは違い、ガッツリ写真撮る用機材を持ってきました。京都でこのカメラとレンズを持ち歩いて写真を撮るのは、とても楽しみ。京都は被写体の宝庫ですからね。

東福寺到着!

11月とは思えない暖かい気温で、歩いていると汗ばんできます。高山の朝との気温さよ…。途中で自販機で飲み物を購入したりコンビニに寄るなどして、約30分掛けて東福寺に到着しました。

数ある紅葉スポットの中から東福寺を選んだ理由は、京都の学校に通っていたいとこがちょうど叔母の家に帰っていたので、京都の紅葉スポットのおすすめを聞いたところ「やっぱり東福寺ちゃう?」という回答だったからです。やっぱり地元の人の意見は聞いておかなければ。さすが人気の紅葉スポットなだけあって、すごい人盛り。

通天橋という有料で入れる橋がどこかにあるらしいのですが、上の写真くらいで「このまま進んで大丈夫なのか…?この人多くてみんな渡っているところ有料?」と自然と足が遅くなる私。様子を見るのと一旦落ち着かせるため、びびっているのを誤魔化すために一旦写真を撮りました(笑)。

どうやらこのまま通って良さそうなので、入ってみるとみんな通路の左側に集まって写真を撮っていました。「なにがあるんや?」と思ってみてみると…。

東福寺の紅葉で調べたらよく出てくるアングルがそこに!!「ここで撮れるんか!!」と慌ててカメラを持ってパシャリ。このアングル撮れる場所が有料かと思っていたら、どうやら写っているところが通天橋で有料みたいですね。

まだ時期的に少し早かったのか、右手下が紅葉になってない部分が多かったのはちょっと残念。あとどうしても葉っぱに掛かる影が気になるので、影が出にくい曇りの日とか違う時間帯ならもっと鮮やかに写りそうですね。ただ、曇りの日に空が写ってしまうと全体が暗くなってしまうので、望遠レンズ使って紅葉と橋だけをうまく切り取れればベストでしょうか…。

人が多い中写真を撮るのがなかなか大変でした…。

東福寺を散策!

せっかく東福寺に来たので、友人と東福寺を散策してみることに。

国宝に指定されている三門は特別公開が行われていて、楼上から顔を出す人の姿が印象的でした。私たちは下から見上げているだけでしたが…。あとから調べたら京都市内を一望出来るらしい!行けばよかった!

足利義持が建立し、現存する禅門の三門では最古なのだとか。

こちらの浴室は重要文化財に指定され、三門と同じく中世時代から残る建物のようです。本堂は明治時代に焼失してしまい、再建されたものみたいです。中世のものが今でも残っているなんて、すごいですよね~(小並感)。ワンちゃん散歩させたらダメっていう看板ところどころで見かけました(笑)。

ケチ2人が東福寺本坊庭園へ!

Kは歩けるなら数十分掛かろうが交通費を惜しんで歩くタイプ、私は極力行く先々でお金を使わずに楽しめるならそうしたいタイプ。少しタイプは違いますが、お互いにケチな一面がございます。そんなケチ二人…倹約家二人にある選択が迫られていました。

東福寺には2つの有料スポットがあります。それが先ほどから出ている通天橋、そして名勝・東福寺の本坊庭園です。通天橋は秋季期間1000円、本坊庭園は500円。

もちろんどちらにも行かないという選択肢もありますが、Kはせっかくここまできたのならと庭園に行きたいご様子。自分も京都の綺麗な庭園の写真をみて「行ってみたい」と思ったこともあり、500円の「本坊庭園」に行くことになりました。

拝観料を納めて中に入ると…「これよ、これ!見たことある~!」と心で叫びながら、京都のお寺らしい綺麗な庭園が目の前に。

縁側に腰を下ろして、綺麗な庭園をじっくり眺めることができます。これがまたなんとも言えないひと時で、癒された感じがしました。ずっと眺めていたい感じ。綺麗な庭園って素晴らしいな…。

先ほど座っていた場所の反対側に「通天橋」が見える場所がありました!めちゃめちゃ綺麗な場所で、みんなここから写真撮ってました。通天橋の奥に見える紅葉が、緑・赤・黄と綺麗に連なっていてめちゃめちゃ綺麗です。

24-70mmのレンズしか持っていなかったので、トリミングしないと手前の葉っぱの主張が強くなってしまいます。絞りを開放にしてボカすことで誤魔化そうとしましたが、これが限界でした。70-200mmのレンズがあれば…!

一周すると、もう一度庭園を見てゆっくりしました。なかなかすぐに離れられないですね(笑)。

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