飛騨高山・白川郷観光 1日目

2022.11.18
text byMATSUMOTO SHIGEMUNE

PM 1:35 メインストリートである古い町並へ

ご飯を食べ終えて少し歩くと、市内中心部を流れる宮川に掛かる中橋に到着。朱色の鮮やかな橋が印象的で、高山市のシンボルマークです。ここら辺にくると「飛騨の小京都」って感じが見るからに伝わってきます。※高山市は全国京都会議を脱退しています

江戸時代の面影残る建物たちが並ぶストリートは圧巻です。飛騨牛やみたらし団子など多くの店があり、観光客でいっぱいです。道路は綺麗ですし、とても歩いてて気持ちいいんですよね。

ただ一つやらかしたのは「飛騨牛のひつまぶし」食べたばかりだったので、まったくお腹が空いておらず、食べ歩きが出来るのが売りのこのストリートで全く食べることができませんでした(苦笑)。まあ歩いて散歩するだけでも、江戸時代にタイムスリップしたかのような「異世界感」を感じられただけでも最高でしたけどね!次来たときは、しっかり食べ歩きしようと思います…(笑)。

あと高山市内いろいろ歩いて感じたのは「歩行者信号少ないので渡りにくそうだな」と思っていたら、横断歩道で待っていると必ず車がしっかり止まって渡らせてくれるのもビックリしました。もちろん横断歩道を渡ろうとする歩行者がいたらドライバーは止まらなければいけないのですが、自分が歩行者としての経験上、横断歩道で待っていても自ら止まってくれた車は数少ないです…。そういう車のマナーも素晴らしくて、「高山めちゃめちゃいい街やん!」と思ってしまいました。

PM 2:28 市内を一望できる城山公園へ

古い町並の通りを抜けると東山遊歩道のほうへ向かい、そのまま城山公園に向かいました。市内を一望できる公園らしい。

高山城の跡地ということもあって、結構キツイ坂でちょっとヘトヘト…。60代の叔母のほうが歩く速度速いし、全然疲れみせないからすごい…。田舎で暮らす人は車移動することが多いので、案外都会に住んでる人の方が歩いてるんじゃないか説ありますよね…。

なんとか公園に着くと、公園なのに食事処みたいなところがあって、しかも広い。小さい頃にここで遊んでたらめちゃめちゃ楽しかっただろうなって思います。

公園には「金森長近像」も。隣にいた観光客の方が「金森さんってどなた?」っておっしゃっていました(苦笑)。

城山公園のここの紅葉が鮮やかでとても綺麗でした。ISOあげなかったせいで、シャッタースピードが足りずにやや手ブレしてしまいました…orz

「観光というより、ちょっとした散歩」みたいになりましたが、それでもきれいな街並みと自然にとても癒された気分になりました。綺麗な紅葉も見れたし、なんやかんや上にあがってきてよかった!

ちょっと歩き疲れたので、公園のベンチでコーヒーを飲んで休息タイムしました。

PM 2:57 見どころいっぱい高山陣屋

続いて向かったのは高山陣屋。元々は先ほどの金森氏の屋敷だったらしいですが、江戸時代に幕府が飛騨を直轄領としてからは、管理するために代官所(陣屋)として使用されました。日本で唯一現存する陣屋だということで、歴史も少し興味ある自分としては楽しみでした。

正直、こういう歴史的建造物って「そんなに長居しないだろう」というか、ささっとあがってアッサリ終わるっていうイメージを持っていました。

ところが、この屋敷の中が広い広い!そして、その当時の様子がイメージできるような。役人が執務したであろう部屋だとか、台所、広間、居間、庭、トイレなどなど…。見ごたえたっぷりでした!

高山の観光地で調べると必ずここがピックアップされていたのですが、「そりゃピックアップされるよな」って思うほど。思いのほか時間が掛かって、すべて見終わるのに40分~50分くらい掛かりました。

歴史好きな人は高山に来たら、絶対行ってほしいスポットですね!叔母も「見応えあったなあ~」と喜んでいた様子。「俺一週間やったらここ住めるわ!」と言ったら、「それは嫌やわ!」と一蹴されました(笑)。

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